■2024年6月 森慶太の投稿記事



●2024年6月2日A YouTube

JWA Ford GT40 1968 Le Mans Lap Onboard

すばらしい。


この画期的なオンボード映像は、ガルフがスポンサーの JWA フォード GT40 に乗って、1968 年のルマン サーキットを 1 周する様子を捉えたものです。この初期のオンボード映像は非常に大きな話題となり、スターリング モスがナレーションを担当しています。シケインがなく、安全装置が原始的だった当時のルマン サーキットを見るのは楽しいものです。音量を上げてご覧ください。あの小さな GT40 は本当に歌います!


●2024年6月2日B YouTube

Porsche 936/77 Spyder

あとこれも。

0:57あたりでタイトル(LE MANS 1977)がパンッて出てきて

「うおおおおおーっ!!」

てなるやつ。

936/77スパイダーのエンジンの音もすばらしいです。



●2024年6月2日C ラジアスロッド

Facebook森慶太投稿

 

Facebook元記事

Cultrevolutioner traveler

これ、すごくいい写真なんですが、

リアのラジアスロッド×2が、見事なまでに

見えてない。うつってない。

「まさか、ないわきゃないよなあ」

っていう。


1967年 モスポーツパークにてカナダG.P.

ブルース・マクラーレンは、この車とFで初めて使用されたB.R.M. V12エンジンでマクラーレンM5Aを観戦中。 1件

クレジット: D. フィップス


●2024年6月11日A ディファレンシャル

記憶に頼って描いたせいもあって絵がだいぶまずいですが、むかーしのタミヤのラジコン……の、このへん。

もう50年近くたつでしょうか。

俺の場合、ディファレンシャル関係のことのざっくり半分ぐらいはこれに教わりました。

左端から右端までズドーン!! と一本のシャフト……に対して、左リアのホイールと左サイドギアはガッチリと固定されております。

 


一方、右リアのホイールと右サイドギアのセット(六角穴でスポッと互いに嵌り合って、つまり一体になっております)は、このシャフトに対してフリーに動ける、というか回ることができます。

なので、左端から右端までシャフトがズドーン!! と一本でも、これで立派にディファレンシャルが機能するわけです。

細かい話としては、右のロックナットをギューッとキツく締め込むと、フリクションがアップしてLSDっぽくもなります。

小学生のガキんちょでも簡単に組み立てられて、なおかつちゃんとディファレンシャルが機能する。

出来上がったブツを見ると特段どうということもないようにも思えるような気もしますが、でもこれ

 

設計した人、すごくないですか。


●2024年6月11日B Detroit locker

デトロイト・ロッカー。

これは要するに、まっすぐ走ってるときはデフロックでカーブを曲がるときは差動をしてくれるタイプのLSD

……という理解でいいんじゃないでしょうか。

左右のサイドギアの一方が

「俺は(リングギアより)もっと速く回るぞ」

でもう一方が

「俺は(リングギアより)もっとゆっくり」

ってなると左右のサイドギアが互いに退け合う方向のチカラ(斥力)が発生して、

でデフロックが解けて……っていう。



●2024年6月11日C  チューニングトラック

Facebook森慶太投稿

 

▶ Facebook元記事

Bilstein Service Center Fujino

元記事:

いわゆるチューニングトラック(バス)始動です。

サーキットや全国各所に伺えるようになりました。

CTW製のショックテスターで現場で測定を行うことができます。

ご要望が有れば車両側測定や分解組み立てまで。

電源が無い所での作業も可能です。

セッティング、開発、試作等...

ビルシュタイン以外のダンパーの場合や、二輪等もご相談ください。


●ご参考までに(「いわずもがな」かもですが)。

市販車(純正ノーマル車)のサスペンションの仕様決めをするときも、

計測器や工具や部品を満載したトラック(パネルバン)とともに

サプライヤー(たとえばKYBとか日立アステモとか)のチームが

現場にやってくるのです。なんだそうです。

で評価ドライバー(自動車メーカーの人)が乗ってコメントして、それを受けて

エンジニア(サプライヤーの人)が仕様変更を次々やっていく。

そういう現場、俺は目の当たりにしたことはないですが。


●2024年6月12日  高島鎮雄さん

この本。

2013年12月27日初版発行なのですが、

俺が手に取ったのはわりと最近。かなり最近。

読み始めていきなりビックリしたのは、

英語でいうForewardにあたるところ(なのかな?)をなんと高島鎮雄さんが書いてて、


読んだら

「1958年、私は三栄書房に招かれて『モーターファン』美術部の一員となり、構造図を描くことになった」。

えー高島さん、それって星島浩さんの先輩ってこと?!

……と思ったら逆で、星島さんが高島さんの「先輩」でした。あらー。

昔のカーグラ読むとわかりますが、高島さんて、

いちばん日本語がしっかりしてるんですよ。揺るぎない感じ。

それはアレとしても、あらためて「あーなるほど」だったのは、

典型的には写真のキャプション。

なんていうか、明らかにビジュアル脳というかレイアウト脳が

発達してるか成熟してる人……が書いてる感じがあったんです。

 

その理由がわかったといいますか。はい。


●2024年6月17日  Mumford Link

アーサー・マロックの記事

画像:トニー・マシューズのイラスト


Mumford Linkは、後輪駆動車では、車軸に垂直方向のヒーブ モーメントをまっすぐに与えるという横方向のサポートの別のオプションを提供します。その巧妙な設計により、寸法に対して横方向の有機的な車軸設計に比べて、よりコンパクトなパッケージングが可能になります。さらに重要なことは、サスペンションのロール センターを調整する自由度が増すことです。後輪駆動では、より負のロール軸が必要になるため、フロント サスペンション設計のロール センターがすでにかなり低い場合は、Mumford Linkが役立ちます。ワッツ リンケージの垂直クランクが低すぎると、少し問題になります。深さの問題やクリアランスを避けるためにクランクを車軸に取り付けると、サスペンションの動きによってロール センターが車両シャーシに対して大幅に変化します。これは、三角形の A アーム中央リンクでも同じです。三角形の A アーム リンクでは、瞬時の中心で動作する場合、設計が複雑になる可能性があり、より複雑になることもあります。